2023年2月時点で最新の Linux-6.2 カーネルがSH7706(SH3)を公開します。

カーネル差分は linux-6.2-shmin-1.patchです。
Linuxカーネル本体のソースアーカイブは linux-6.2.tar.xzです。

Linuxカーネル本体のソースアーカイブを展開して、差分パッチファイルを配置したあとにフォルダ内に入り、パッチファイルを当ててから、設定を読込・保存してから、カーネル構築をします。

Ver6.0 でブロックデバイスにマイナーな仕様変更があり、残存キューの消去する関数であるblk_cleanup_queue関数が廃止されました。
その代わり、blk_mq_destroy_queue関数を使います。

カーネル構築方法は、Linux-5.11.1カーネル差分公開の記事と同じやり方です。

ルートファイルシステムは、最新カーネルに合わせて、最新のBusyBoxを使って構築すべきですが、とりあえず動かすには昔のLInux2.x用のルートファイルシステムでも安定して動作します。