機器利用事業部では、新たに交流安定化電源(NF 4220A)を導入しました。
新たに設置した交流安定化電源は、NF 4220Aです。
出力電圧範囲はAC0〜288V、周波数は5〜1100Hz、最大供給電力2000VAとなっています。
例えば、高電圧、大電力のパワーエレクトロニクス回路の試作などに、この交流安定化電源は有用となります。

交流安定化電源は直流安定化電源と比較して非常に高価であり、試作・開発での利用は敷居が高いですが、当センターの機器利用では、手軽にご利用ができます。
また、この安定化電源は単相交流ではありますが、周波数を可変できるため、三相交流安定化電源に相当する使い方もできます。
例えば、50Hzの三相交流を全波整流した場合と150Hzの単相交流を全波整流した場合、また、60Hzの三相交流を全波整流した場合と180Hzの単相交流を全波整流した場合、のリップルはほぼ近くなるため、三相交流を入力とするパワーエレクトロニクス回路の試作・開発にも是非ご活用ください。