機器利用事業部では、新たに100MHz帯域・8チャンネルロジックプローブを追加導入しました。
既に導入されているオシロスコープであるDL7480は、アナログ入力が8チャンネル、デジタル入力が16チャンネルの計24チャンネルあります。
これまで16チャンネルのデジタル入力は8チャンネル分のプローブのみでしたが、今回のプローブの追加導入により、16チャンネルのデジタル入力が使えるようになりました。
単なる16チャンネルのロジックアナライザではなく、オシロスコープの機能の１つでありますので、アナログ回路とデジタル回路を一括して計測が行えるという非常に希少価値の高い装置となりました。
現在では電子電気回路のデジタル化が進展し、アナログ回路もアナデジ混載化が進んでいます。

例えば、パワーエレクトロニクス回路もコンピュータやコントローラによるPWM制御が主流になっていますので、パワー回路はアナログ入力、ゲート駆動信号やPWM信号はデジタル入力で一括して計測することにより、効果的に計測を実施することができます。