メモリの内容を表示する。
dump [w] 先頭メモリ番地
使用例:dump 200000
デフォルトでは、1バイト単位で128バイトの内容を表示する。
もし、オプションで「w」を指定するとワードアクセスをして2バイト単位で表示をする。
メモリ番地は、16進数で指定をする。
メモリデータの内容を更新する。
setdata [w] メモリ番地 データ
デフォルトでは、1バイト単位で内容を更新する。
もし、オプションで「w」を指定するとワードアクセスをして2バイト単位で更新をする。
メモリ番地とデータは、16進数で指定をする。
対象となるフォルダのファイル一覧を表示する。
フォルダ指定を省略した場合は、カレントフォルダの一覧を表示する。
dir [対象フォルダ]
作業フォルダを移動する。
cd [対象フォルダ]
使用例(USBメモリに移動):cd /spc0/
使用例(RAMディスクに移動):cd /ram0/
使用例(SDカードに移動):cd /mmc0/
現在の作業フォルダを表示する。
pwd
メモリの内容を初期化する。
zeromem 先頭メモリ番地 サイズ
先頭メモリ番地とサイズは、16進数で指定をする。
無線LANアダプタのパワーマネージメント機能を設定する。
wipm ネットワークデバイス on
使用例:wipm wi0 on
無線LANアダプタの消費電力を劇的に削減するのでバッテリ駆動に有利だが、その分通信反応速度が低下する。
SSIDを設定する。
ssid ネットワークデバイス SSID名称
使用例:ssid wi0 AP
使用例:ssid wa0 MYADHOC
アドホックモードではifconfigでネットワークアダプタを有効にする前にSSIDを設定する必要がある。
ネットワークアダプタを有効/無効にしてIPアドレスを設定する。
ifconfig ネットワークデバイス IPアドレス ネットマスク
使用例:ifconfig ne0 192.168.0.1 255.255.255.0
使用例:ifconfig ne0 192.168.0.1
使用例:ifconfig ne0 down
ネットワークデバイスとしては、NE2000ならば「ne0」、インフラモード無線LANならば「wi0」、アドホックモード無線LANならば「wa0」などとする。
ネットワークデバイスの構成はマイコンボードにより異なる。
ネットワークデバイスを無効にするには「down」を指定する。
デフォルトゲートウェイを設定する。
gateway IPアドレス
使用例:gateway 192.168.0.240
ネームサーバを設定する。
dns IPアドレス
使用例:dns 192.168.0.241
IPの接続テストを行う。
ping IPアドレス
使用例:ping 192.168.0.1
SDカードのマウントと初期化を行う。
mount デバイス名
使用例:mount mmc0
SDカードの取り出しを行う。
eject デバイス名
使用例:eject mmc0
EEPROM/ROMディスクの初期化を行う。
format デバイス名
使用例:format i2c0
使用例:format rom0
ファイルの複写を行う。
copy 転送元ファイル名 転送先ファイル名
使用例:copy /mmc0/text.txt text.txt
転送先はフォルダ名のみの指定はできない。
ネットワーク間でファイルの複写を行う。
tftp 転送先ファイル名 TFTPサーバ
tftp - TFTPサーバ 転送元ファイル名
使用例:tftp text.txt 192.168.1.1
使用例:tftp - 192.168.1.1 text.txt
TFTPサーバはIPアドレス、または、ドメイン名で指定する。
TFTPのタイムオーバー時間の設定。
tftptime 秒数
使用例:tftptime 10
デフォルトでは10秒、無線LANのパワーマネージメント時は20-40秒程度がおすすめ。
無線LANの暗号化設定を行う。
wep デバイス名 64/128 キー 共有キー文字列
使用例1:wep wi0 64 1 abcde
使用例2:wep wi0 128 4 abcdefghijklm
ifconfig設定をするまえに設定すること。
利用可能なメディアの容量を表示する。
使用例:df
SH7706ボードのCPU速度(64MHz/128MHz)を設定する。
使用例:turbo on
使用例:turbo off
時刻を表示と設定をする。
使用例:date
2008年に設定:date -Y 8
12月に設定:date -M 12
20日に設定:date -D 20
23時に設定:date -h 23
50分に設定:date -m 50
10秒に設定:date -s 10
ファイル名を変更する。
使用例:rename oldname newname
あらかじめ、.bat という拡張子のバッチファイルを作成しておく。
プログラムを実行する。
実行ファイル名 [引数........]
実行ファイルの型式はリロケーション可能なELF型式となる。
MESGCCパッケージを利用することにより、そのような実行ファイルを生成することができる。
マルチタスクでプログラムを実行する。
実行ファイル名 [引数........] &
実行ファイルの型式はリロケーション可能なELF型式となる。
MESGCCパッケージを利用することにより、そのような実行ファイルを生成することができる。
このコマンドは使用禁止!! 使用した場合はアクセスポイントが確実に破壊される。
ただし、廃棄処分寸前のアクセスポイントで実験する分にはかまわない。